藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

宝探し

*[ウェブ進化論]多様性の時代にどうする。

例えばジェンダー(性差)が「まるで何かから解き放たれたように」多様化して認知されたり。

また個人の価値観がかなり自由に変化している今、一番戸惑っているのは「まだ現役だけれど一番年長」の自分たち5-60代の人たちだろう。

若者はFIREとか言うし、自分たちは「おい、老後が危ないぞ」と煽られる。

そんな「これまで経験したことのないうねり」の中をどうにかこうにかして泳いでいかねばならない今日この頃。

 

"右肩上がり"の時代が昭和で終わり、「その後の定石」を自分たちは知らない。

例えばお金について。

株よりも債券よりも金よりも「不動産投資」が最も手堅いというのがこれまでの定説だった。

けれどそんな話も今や危ないことだらけで、これまでのように「土地値と利回りと立地」などという簡単な公式でチャレンジできる時代ではなくなっている。

 

「人口減時代のふるまい」を自分たちはまだ知らないから、逆にこれからがチャンスかもしれない、と考えられもする。

コロナ騒動がもたらした「価値観の揺さぶり」を「自分なりに揺さぶられながら感じて考える」という戦後初めての経験を自分たちはしているのだ。

 

「"これまでの中"に正解はない」という前提で、自分なりの多様性を探すのは、実はなかなかに楽しいことではないだろうか。