藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

さっさとが大事

*[7つの習慣]諦めて次へゆく。

"必要は発明の母"という有名なフレーズはガリバー旅行記に出典があるらしいが、今に至るまで普遍の名言だと思う。

これまで色んな「必要」を眺めていたけれど、自分たちは「そうなれば、仕方なくどうにかする」性質がある。

コロナ禍とか、ロシアの侵攻とかでいわゆるサプライチェーンがガタガタになったけれど、結局それでやっていくしかないことが世の中には多いものだ。

自分たちの日常でも「他人が思うように動かない」とか「環境がよろしくない」とかそんなことの連続だ。

なのでここでも一喜一憂せず"万事そういうものなのだ"と言い聞かせてしまえばそれでいい。

なぜならそれで「それから」が考えられるようになるのだから。

7つの習慣に「影響の輪と関心の輪」というのがあるが、自分がどうこうできない天災や偶然の出来事を嘆いたり恨んだりするのは、おおよそ時間のムダである。

けれど自分たちはよくそういうことをしたがる生き物でもある。

さらに他人に聞いてもらいたがったりもする。

(聞かされる友人はいい迷惑であることも配慮する必要があるだろう)

 

自分は長らく中小企業を経営しているが、そういう中で「諦めの習慣」がついていることに気づく。

自分に無いものをを嘆いていも「現実はちっとも好転しない」のは、いやになるほど知っているから「さっさと先へゆく」のが習い性になっているのだ。

 

大変な時には、喜怒哀楽は忘れるにかぎる。