藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

妄想力

*[次の世代に]*[7つの習慣]想像の輪。

義務教育でも、そもそも「お金ってなに?」と教わった記憶がないが、
まして「お金はどう使うべきか?」というような話は、社会人になってからも、とんと耳にしなかった。
自分の二十代は「まだまだ欲しい物がある」昭和世代だったから言わずもがな、だったのだと思う。
お金があれば、やりたい事は大体相場が決まっていたのだ。
みんなが「物」を向いていた時代。
「それ」が叶った後のことは考えもしなかった。

 7つの習慣に「影響の輪と関心の輪」というのがあるが、その関心の輪から外れてしまうとイメージができなくなる。

影響の輪や関心の輪が、さらに広がった"そのもう一つ先"にある物を想像しておかないと、いざその時が来ても途端に行き先を見失うものだ。

さしずめ「想像の輪」だ。

そしてさらにその先のことを考えると「終わりを考えることから始める」という話にも繋がる。

人生の終わりまでを想像することは、なかなか難しいけれど「自分の想像する未来の、少しその先」をチラチラと考えてみると、案外自分の「輪」が広がった感じがしないだろうか。

先の視界が開けてきたら、またその先が見えてくる。