藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

まともに老後

*[ウェブ進化論]老後は商売しかない?

自分の世代だと多くは定年まで「あと5年」くらいなので、居酒屋での話にもシリアス感が漂う。

「再来年から月収半分や」

「オレは出向で3分の2」

「ええやん」

「オレの年金18万円くらいらしい」

「もらうの遅らすん?」

「いやそんな貯金ないし」

「住宅ローン残ってますけど」

などという暗い会話が交わされる。

 

一方で

「何か商売しようと思うてんねん」

「オレは私塾かなー」

「フジノの実家はどうすんねん」

グループホームでもしようかなと」

「ほー」

といった感じで、あながち(おのれが勝つ、が語源らしい)まったく何も考えていないこともなく。

むしろ定年後にやれる「いろんなこと」を情報交換しよう、ということになった。

「これからキッチンカーの講習受けます」とか「調理師の実習させてくれるところ知らんか?」とかいう人もいる。

そしてある一人が「これからは退職金でアパートローンや」という知らせには、全員が「やめとけ!!」とのメッセージ。

 

不動産投資家が集まってサークルを作り、互いにグループLINEで情報交換を行うのが流行っているが、これからは「シニアの過ごし方」をアイデアを出しながら交換するのが主流になるのではないだろうか。