*[次の世代に]旬はひととき。
転職支援の仕事をしていると、世の中の企業がどんな人材を必要としているのか、ということが「社会の動向」とともに肌で感じられてとても興味深い。
企業が欲しい人材はどんな人か?
正解は「若い人」だ。
ともかく若い人を、という人事担当者は多い。
理由はカルチャーギャップだという。
いかに優秀で、経験が豊富でも40代以上の仕事は極端に少ない。
採用の担当者にいろいろと理由を聞いてみると驚くものがあった。
40歳を超えていると「入社が20年前で、平成の時代の中で"昭和のシステム"で育った人たち」なのだという。
つまり社会人として「昭和の価値観が残る風土」の影響を受けているというのだ。
そしてそういう人は、それ以後の「Z世代以降」とは馴染みにくいということらしい。
すでにそれくらい「世代間のギャップ」は広がっているようだ。
これから転職とかキャリアチェンジを考える人は、そういう「自分の育った時代」のことを認識しておかないと、自分は組織に馴染んでいるつもりでも浮いてしまうだろう。
何より早めに行動を起こさないと、自分が思ったよりも旬が過ぎるのスピードは速い。
50代になるとさらに難しいのは言うまでもないです。