*[ウェブ進化論]例えば、書店のリベンジ。
webはこと書籍販売においては大規模書店にまだ追いついていない、と昨日書いたけど、同様のことはその他のwebサービスについても言えそうだ。
例えば一般のニュースの記事は、もっと個別にカスタマイズされていてもいいし、何も「ユーザーが好きな情報を取りに行く」というスタイルでなくていい。
今でも「お気に入りのコラムが更新されました」というくらいの通知サービスはあるがまだまだ全然ヌルい。
「車好き」「ミリタリ好き」「文具好き」「おもちゃ好き」「歴史好き」「神社好き」「政治好き」「音楽好き(ジャンル色々)」「映画好き」「美術好き」「旅行好き」「服好き」「料理好き」「グルメ好き」「酒好き」・・・・
いろんな 好事家がいる中で「特定分野の月刊誌」という"プロダクト型"だけでなく、どんどん好きな情報ばかりが流れてくる"チャンネル型"の情報提供があれば、ますますネットの力が強くなるはずだ。
なので反対に、例えば丸善にカメラを設置して客の流れを分析しながら、同時に「個人の性向」を蓄積すれば、丸善は書籍ではamazonを抜けるのではないだろうか。
アナログの逆襲のチャンスはまだまだあると思う。