藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

フラット化の中で(2)

*[ウェブ進化論]最大のライバルは自分。

12年前に出版された話題の書を今見てみると、驚くほどに今に当てはまっている。

i-Phoneが出た直後にこれだけの予測をできる人はあまりいなかったと思う。

フラット化する時代に生き残る人は

(1)特殊能力を持つ人と

(2)その地域に根差している人であり、

(3)ミドルクラスの"間接業務の人は仕事がなくなる"、と明示されている。

まだ今のように誰もがAIの話をする前の話である。

 

その他「大企業が小企業を演じる」(客が1万9千種類の飲み物のデザイナーになるスターバックス)とか、優良企業とは「共同作業が上手な企業のこと」になる、など今現在でも参考になることがたくさんある。

世界はフラット化(均質化)するとともに「個別化」する、という大きな予言はこれからの時代にも当てはまるだろう。

 

コモディティ化されず、一番大事なものは「個人のイマジネーション」であり、そのための「最も重要な競争相手は自分である」と著者はいう。

これもまったくこれからの自分たちに当てはまるのではないだろうか。

 

どう「個別化するのか」を考えよう。