藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ゴールの気持ちに(6)

*[ウェブ進化論]*[7つの習慣]

それにしても自分たちは若い時には美容とかダイエットに、年を取れば健康に関心が高まるという、実に豊かな時代に暮らせている。

摂取カロリーや糖質のこととか、一日の運動量やサプリメントなど、日々新しい話題で大賑わいだ。

 

それにしても昨日までテーマにしていた「健康寿命を伸ばす選択」については実に示唆に富む原理が記されていた。

「人は人間は将来の大きな利益よりも目の前の小さな利益を取ろうとする。誘惑に負けそうなときは『不健康がたたって死ぬ間際の自分でもその行為を許すか』と自問してみるといい(健康寿命を延ばす「選択」 “見える化”すれば、“合理的に”選べる 浅野拓著)」

これは「目の前のケーキやラーメンがやめられない」ということが「ひいては大病につながる」ということを、理屈では理解していても実際には行動に移せないということだ。

 

この原理は自分たちの食べ物に関わらず、日常のあらゆる行動に当てはまる。

食習慣や健康についてはもちろんそうだが、

例えば家族間の人間関係とか、仕事の進め方とかでも「"ほんの少しの努力"を怠ったために大失敗につながる」ということは自分もこれまでに何度も思い当たることである。(嘆)

 

つまり「小さなミスがいずれ事故を引き起こすこと」をわかっていても見過ごしてしまうということだ。

これは由々しき。

 

健康面だけでなく、仕事とか人間関係とか、それこそ人生の優先順位とか。

そういうものをスマホで管理してもらって「客観的な自分」を見る時代がまもなくくるだろう。

 

監視されて ちょっと悲しき スマホかな。