最近「自分たちは(必要な些細な行動をしないなど)小さな選択ミスが、結果失敗を引き起こす」ということを書いている。
そして自分の過去などを考えてみると「予兆のない失敗はなかった」と思う。
仕事でも人間関係でも「その予兆」を感じ取れなかったり、感じていてもやり過ごしてしまったりしたのだ。
ということは逆に言えば「予兆を見逃しさえしなければ、失敗はかなりの程度で防げる」ということではないだろうか。
まさに「転ばぬ先の杖」である。
ところが現実にはこの杖は目に見えるものではないので「バーチャル杖」を編み出す必要がある。
近いうちにスマホで十分可能になるだろう。
仕事とか、もう少し大きな事業とか。
職業についてとか。
家族や友人との人間関係とか。
資金計画とか。
自分の人格形成についてとか。
もちろん健康管理とか。
そんなあらゆる「よくない予兆」を見つけては「あなたの末路はこんな感じです」と知らせてくれる相棒がいたら、自分たちの行動はよほど変わるのではないだろうか。
「すぐにお礼を言いましょう」とか「今から謝罪すべきです」とか「その投資は9割がた無駄になります」とか「人の意見を聞きましょう」とか…
そんなスマホは、ちょっと離れがたい存在になりそうだ。
なんとなく「スマホAIに矯正されている」ような気もするが、それもまた見てみたい将来だと思う。