最初は医師の浅野拓さんの本に触発され、
「生活の中の優先順位を書き出して見える化しよう」というフレーズから「それは目標設定につながる」と感じ、さらには「小さな目標のPDCAサイクル」が、ひょっとして将来の「自分なりの大目標への導線」になるかもしれないと思うに至った。
「大きなことから考えて、小さな部分から始める」というのはいうは易しだが、自分たちの日常は「小さなタスク」から始まることが多いので、なかなか「大きな方向性について考えること」がしにくいものだと思う。
それにしても生活の中の優先順位が「富とか所有」とか「出世とか地位」とか「見栄」とかだった時代から見れば今の空気感のなんと違うことだろう。
50代以上のシニアたちはまだ気付いていない人との方が多いと思うが、「成功」とか「勝ち組」とかを若い人の前で使ってみれば、その反応の薄いこと。
「一体何と比較してるんですか?」という表情でこちらが恥ずかしくなる。
生き方の優先順位が大きく入れ替わる中、さらにはその寿命もどんどん伸びている。
優先順位を考えなければいけないのは若者だけではないだろう。