藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

覚悟のために

*[ウェブ進化論]過程を知ること。

キューブラー・ロスが唱えた「死に至る過程」(否認→憤怒→取引→抑うつ→受容)というモデルは"人の最期"にも参考になるけれど、それ以外の「いろんな最後」にも役に立つ。

死というのが不可避で、しかも訪れる時期が分からずに一歩一歩近いていく、というのは考えてみれば不安でしかないだろう。

それをどのように受け入れていくのか、という話は自分たちの人間関係とか、仕事とか、天変地異にも当てはまるだろう。

 

唯一不可避の死と自分たちの日常はイコールではないが、日々生活していれば「不可避」なことは実に多いものだ。

自分ではどうにもできない「影響の輪」にないことは実際にはとても多く、こうした否認から受容に至る過程を経験することは多い。

自分は

重要なのは「こうした過程をたどる、という説がある」ことを知っておくことではないかと思う。

 

それぞれのプロセスを、いちいち時間に任せて放っておいたのでは狼狽するばかりだ。

「いろんなプロセスを経て、結局は受容に至るだろう」という覚悟ができていれば、その過程での振る舞いも変わってくるかもしれない。

 

覚悟を持って受容に当たろう。