藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

条件設定(1)

*[ウェブ進化論]まずちゃんと想像する。

今20代の人も、40代でもあるいは"アラ定年"の人でも。

時代はいつも不透明な気がして不安なものだと思う。

自分はそうだった。

 

だから「うまく行ってそうな人」のマネをしたりする。

また世の中の「成功例」と言われている人たちを何となく目標にしたりもする。

ベストセラーの本を読んだり、流行りの動画を見たりするのは「え?え? 今は何が正解だと思われているの?」という「追っかけ」ということだろう。

自分もそうだった。

 

よく「自分なりの軸を持て」などと言われるが、"そんなもの時と共に変わりますよっ"と思っていた。

けれど後から考えてみるとそうでもない。

ただ「想像力」が足りなかった。

 

 当時の自分は大人たちの姿ばかりを見ていて「自分なりの未来」をイメージできなかったのだ。

時代の空気もそんな「単一指向的」だった。

 

これからは"多指向の時代"なので、今何歳であっても「自分なりの〇〇歳」を想像してみるべきではないだろうか。

 

今30歳なら80歳までは何と半世紀もある。

10年毎くらいに40、50、60歳では「何をして働き、誰と暮らし、どんな日常を過ごしているのか」を色々と想像してみる。

できればノートに書いておく方がいいだろう。

 

そして「自分なりの条件」を探してはどうだろうか。

(つづく)