藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

計画の本質(3)

*[ウェブ進化論]自分で作るこれから。

事業計画にしても、ましてや自分の「人生の計画」についてはあまり作っている人も見たことがない。

(というか大経営者といわれる人のインタビューでも「これまでは行き当たりばったりでした」という人が多いのには驚く。人生は思うよりもドラマチックだ)

けれど自分たちの日々は「思い(目標)と段取り(計画)」の結果であるということには違いないから、毎日の中ではもちろん、大きな"自分の一生の計画"(さらにはもっと長い志もあるかもしれないが)については、一年に一度くらいは考えてみるべきだろう。

 

二十歳の若者が「一生分の計画を考える」というのはむしろ、何か「型にハマった成功パターン」みたいになりそうだから、

まずは「向こう三十年の道筋」を仮に想像してみると良いのではないだろうか。

そして、とにかく具体的に年表にして書き出してみて欲しい

 

その三十年分の紙は「自分の未来年表」に違いないから、今の目標だって違うなぁ、とかもっと面白いことはないだろうか、とか「面白くない。もっともっと自由に」とかを色々と想像してみたい。

未来はどうにでも描けるものだ、と思えればしめたものだ。

 

自分が思う成功というのも途中で変わるかもしれないし、固定的な正解はない時代だから、毎年「自分の未来の航路」をあれこれとシミュレーションしてみられれば楽しいだろう。

 

大事なのは「自分で行き先をあれこれ考えているのだ」という主体性である。