*[次の世代に]タイムマシンに乗る。
ドラえもんのようなタイムマシンの実現は今世紀には難しそうだが、自分の未来やこれからを予想することはできる。
80歳以上の集まりの場へ行ってみると「今何が必要か」が分かる。
つまり自分の30年後の様子もおおよその想像がつく。
そして今度は若い世代のところへ。
二十代の、あるいは十代の人たちのいる場所に行ってみる。
そうすると「若者は今何を感じているか」が分かる。
「そうした価値観の若者たち」がこれからどんな世界を作っていくのか、ということもおおよそ想像ができる。
つまり今生きている人たちを「帯」で眺めてみれば、「昭和のお見送り」と「次の新しい何か」がゆっくりと流れていくのが分かるだろう。
そして重要なのは、自分がどの「価値観の波に乗っていくのか?」を見極めることだ。
いや、「価値観に乗る」という考えがもう古い。
「自分なりのメジャー」を持ち、「生活のベクトルを自分で揃えていくこと」がトレンドになるのだと思う。
多様な仕事や生活のスタイルも当たり前で、「そこでやりたいこと、楽しみたいこと、生きがい」がより鮮明になり、それを追求してゆくのがこれからのスタンダードになる思う。
他人のいいところは真似て、そして自分なりの生き方を追求する。
昭和の同調スタイルとは、"全く反対の振れ方"になるのではないだろうか。