藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

すべては着地する(2)

*[7つの習慣]"覚悟"もしながら付き合う。

新しいことを始めることと「その着地点を考えること」は、実は一セットなのだが、なかなかそこには思いが至らない、という話。

これは何もビジネスの話だけではない、というかむしろ万事何につけても重要なことである。

 

自分たちは日々の人間関係などで新しい出会いがあったり、付き合う相手が増えたりということが繰り返される。

新しく始まる人間関係の最初には「これからどんな発展があるのかないのか」ということにはなかなか気が回らないものだ。

ともかく目の前で起きる新しいことに、「ただただ反応している」というのが当たり前ではないだろうか。

 

けれど、人間関係にも「着地点」はあるものだ。

それが一生を通じた長い関係になるのか、あるいは一緒に暮らす伴侶になるのか、新しい家族ができるのか。

そんな行く先をいちいち想像するのは難しいけれど「この人とはどんな着地があるだろうか」ということを、少しでも頭の隅に考えておいてはどうだろうか。

 

人間関係を「見透かしたい」ということではなく、けれど自分と相手の「いい将来」を想像できれば、お互いの関係もよくなる可能性があると思う。

 

「一生この縁を大事にする」と思えるのならば、日常に少々の問題が起きても乗り越えられるのではないだろうか。