藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

課題考(1)

*[ウェブ進化論]課題を見つける。

必要は発明の母という。

エジソンの言葉だと思っていたら違って、ガリバー旅行記からの出典らしい。

世の中は知らないことで満ちている。

それはともかく。

自分は発明家ではないが「課題を解決する」という点に注目すれば新しい工夫が生まれる可能性があるだろう。

一説には「何が課題なのか」が見つかった時点で物事は半分は解決している、ともいう。

またセールスとは「こちらの売りたい物を売る」のではなく「相手の課題を解決する物だ」と若い頃先輩から聞かされた。(それでセールスのことをソリューションと呼んだりするようになった)

 なのでビジネスとか人間関係とかで「うまくいかないこと」があった時には「何が課題なのか」を考えるといいだろう。

やりがちな失敗は「原因」とか「犯人探し」に終始してしまうことである。

たまたま犯人を見つけても、根本的な課題が解決されていないならば、次の犯人が出てくるだけである。

そして、これがビジネスの話であれば「よくないこと」は必ず数字に表れてくるものだが、こと人間関係になると、いつの間にか綻びが出始めて、それに気づかずにいて取り返しがつかなくなることは多い。

 

最初から「相手との関係を悪くするつもり」で付き合う人などいないのだから、家族であれ友人であれ、人間関係にシコリを感じたら放って置かずに"何が課題か"を考えたいものだ。