藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

裏・7つの習慣(1)

*[7つの習慣]鉄則を裏返しに。(1)

7つの習慣を実践して文字通り身についた習慣にするのは大変なことだが、その反対を考えると面白いということに気が付いた。

1.主体性を発揮する⇔自らは何も選ばず、責任を負わない。

「主体的に行動するだけでなく、自分で選んだ人生の責任を引き受ける」ことの反対。

自分で何も選ばず、自分に起きたことについてもその責任は「自分以外にある」という考え方をする。

これだけでも本人の「他人任せの人生」が見えてくるようだ。

「主体的でないこと」はその後の結果について、「どんどん制御が効かない状態」を生み出し、さらにそれを他人のせいにする。

そんな状態は、まるでパチンコの玉のように「ただ外部の刺激に翻弄されるだけ」になってゆくだろう。

自ら選択しないことは、想像以上に「他人まかせ、外まかせ」の環境を導いてしまう。

主体的になろう、というよりは「自ら選択しないことほど後悔を起こすことはない」ということである。

 

2.終わりを思い描くことから始める⇔自分の行動の結果を成り行きにまかせて考えない。

いつも着地点を想像しながら行動するのは大変なことだが、「必ず訪れる最後」について最初から思い描けなければ、結末は「とっ散らかった」ものになってしまう可能性が高い。

終わりを考えずにする選択は、実は成り行きまかせでその場しのぎの行動の可能性があるだろう。

思いつきのままに行動することは、往々にして無責任な結果を起こしてしまうということになる。