藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分なりの自分。

最近、介護関係の仕事に携わって思うこと。
老後の過ごし方のすべてについて、あらかじめ想像しておいた方がいいな、ということ。

一昔前はツタヤに行くたび、老後にはもう退屈しなくて済むなぁと思っていた。
でもツタヤにまでは来ないと。あとビデオも返却boxには入れないと、とか。
amazon primeとか、ドロップブックスとかを見ていると、もう老人ホームの狭い一室から全く外出しなくとも過ごせる自分を感じるのは自分だけだろうか。
(Netflixなんかは生きているうちには見切れないことは確実だ。映像の娯楽はもう心配の必要なし)

そもそも自分にとって「いつからが老後か」という問いがある。
50代で始まっている人もいるし、80代でも現役バリバリという人もいるだろう、人それぞれ違う。

ずっと働く人も、そうでない人もいる。
裕福な先輩たちに聞いても「老後は釣り三昧、ゴルフ三昧と思っていた」というが、実態はそれほどでもないという人が多い。

自分の趣味嗜好とか、体力とか、経済状態なんかをうまく予想しておかないと、「楽しい老後」というのは独りでにやってくるものではないようだ。
「何らかで働いて社会と関わっていければいいな」という程度では慌ててしまいそうな50代なのでした。