藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

オリジナルの時代

*[ウェブ進化論]自分なりの。

若い人たち、特に身近な家族などを見ていて感じるのは「価値観が明らかに変わり始めている」ということだ。

昭和生まれと平成生まれ、そしてその後のスマホ世代になるともっとハッキリと変化していくと思う。

 

昭和の価値観を引っ張っている自分たちの世代と、モロに昭和な70代と、平成生まれから令和とまるでミルフィーユのように「価値観の層が重なっている」のが今の特徴だ。

価値観の変化の特徴は、ようやく「自分なりの幸せの作り方」を覚え始めていることだろう。

足るを知るとか、自分なりの納得感を得るとか、自己肯定感を高めるとか、いろんな言い方はあるけれど、つまるところ「自分なり」ということがようやく根付き始めているようだ。

 

自分も"経済的なこと"が最優先である、という風潮にどっぷりと浸かってきたけれど「マイナス成長」という世の中を体験してみると「成長とは何か」を改めて考えている人も多い。

「富」とか「成長」とか「勝ち組」という分かりやすい言葉に踊らされて、老年を迎えた人はどれほどいただろうか。

 

自分が幸せを感じるもののことを注意深く観察し、(他人の物差しではなく)自分の幸せ感で人生の選択をしていければ、いずれはハッピーな気分になるだろう。

 

老若男女を問わず、早く気づいた人から変わり始める。