藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

語学上達について

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不滅のベストセラー「語学モノ」
Linuxタイプで語彙を増やし、進化をし続ける辞書。英辞郎。実に130万語を超え、行く末は1000万語が目標だそうだ。webサイト http://www.alc.co.jp/
 
ここだけをみても、語学上達のための本、CD、教室、メルマガ、講座などなど優に1000アイテムを下らない。

街の書店を覘(のぞ)いて見ても、語学実用書のコーナーのない店のほうが珍しい。「語学モノ」依然衰えず、である。

仕掛け人たちのスタンス-すべてニンジン方式-

〝最強の〟

〝通勤時間の〟

〝一日五分で〟

〝10日間で〟

〝間違いだらけの〟

〝これだけで話せる〟とそれぞれのタイトルはとても扇情的。

で、手にとって見るとこれがなかなか、悪くない。

問題は、なぜこうも(雨後のタケノコさながら)次々と新しいモノに消費者が飛びつくか、である。

それぞれの特徴-前否定と新方式

ある一冊を手にとって見ると、これまでの学習法は、不必要なイディオムを読者に紹介していた、とある。

本書は、有数のネイティヴたちが厳選したものを、シーンに合わせて…と続く

『お、なるほど』と思えばそのニンジンを食べに行くことになるのである。

供給サイドとの決定的な差

常に新しいキャプションを引っさげて出版される本は

  • これも効くかもよ。と言っている。(しかもほとんど明示していないが)

これに対し、買う側は少なからず

  • これダケやりゃいいのか!?と思っている。

少なくとも、そう錯覚させる装丁の本がほとんどであろう。

もちろん王道はない、が…

外国語マスターには、いくつかのベクトルで自分の力を分析する必要がある。
近々その辺りを書いてみたい。