藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

仕事は一発屋で。


例えばレポート。
一度では作成が終わらず、何度でも修正が入る。
しかも項目すら増減したりするので不安定なこと、この上ない。
法律事の準備書面なんかもそうだが、「あるタスク」のために必要な書類を一度に揃えることができるかどうか。


仕事は一発屋になりたいものだ。
調査レポートとか。
報告書とか。
企画書とか。
提案書とか。


「ギッチリ」詰めて、一分のスキもなく。
検討は尽くすこと。
集中力の問題でもある。
出来上がりのシミュレーション能力の問題でもある。
熱意の問題でもある。


何度もe-mailを送りなおしたり、「この材料がないじゃない」などという仕事をする人は、往々にして「材料から完成品をイメージする能力」が欠けていることが多い、という気がする。


で、こういうことは、概して自分よりも「近くの他人」がよく分かっていることが多い。
ので、心配ならば人に聞いてみたい。
「オレの仕事って、何か抜けてない?」

他人に評判を聞く、というのは小さな、けれど一つの才能である。

先日オフィスにて。
「ところでオレってどんな印象?」と聞いてみたら「いつも内股で歩いているような感じ」と言われる。


ショックである。(嘆)