梅田望夫さんですら、唯一「別扱い」していたと言っていいだろうyoutube。
自分たちユーザーは「短い動画のたまり場」という見方からなかなか脱却できなかったが。
梅田さんは、すでに「ここで何かが始まる」と予想されていたようで、今ごろなるほどなア、と思いだした次第。
youtubeに投稿した、クラシック系ミュージシャンが、独自のオーディションを経てオーケストラを結成。
このほどカーネギーホールでコンサートを開いた。
その模様がyoutubeの特設コーナーにある。
(しかもものすごい高精細。ハイビジョンのようだ。そしてなんと約60分!)
webの利点を最大に活かして、「ロングテール」のオーディション。
果たして、これまではデヴューの機会のなかった逸材も発掘されたようだ。
プロセスの違い
また、単に「世界中から埋もれたプレイヤーが集う」というだけではない。
その一人一人の生活環境や、音楽観などが、これまた「画像」を通じて紹介される。
やはりこういう「個々の点」を一か所に、一気に集めてしまえる「超越パワー」がwebの真髄なのだろう。
当ビデオは17分中盤からはアコースティックギターとオカリナの民族音楽へとテーマを移す。
これがweb2.0の真骨頂か。
いよいよ「目に見えるweb社会」が到来しているのだと思う。