藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

事実の未来(1)

*[ウェブ進化論]世の中の複雑。

今の日本の空き家率は14%らしいが、これが2030年には30%台になる見込みだという。

結婚したりパートナーと一緒に暮らしたい、という人はいつも一定数いる。

そして家は「賃貸か持ち家か」という話も未だに延々と話題になっている。

これまでに何度か書いたけれど、こういう話は「ねらう結論」によってどうとでも変わってくるものだ。

日本の人口はよほど極端な政策を取らない限り(日本はそういうことができない国だ)、これから40年以上減り続ける。

今は14%の空き家が倍以上になる、ということも、まあ分かっている。

けれどそれでも利回り不動産とかマンション投資をし続ける人もいるのが世の中というものである。

世の中は何をやるにしても「必ずうまくいく」のは難しいし「上手くいく人と上手くいかない人が混在する」のだ。

なので失敗を避けるためには”着地点を設計する”ということが必要なのだと思う。

未来を全て予測するのは不可能なことだ。

だから反対に「譲れないもの」から絞り込んでゆくのが賢しいやり方だと思う。

 

パートナーや家族との間で守りたいもの。

それも時間と共に変わるだろう。

仕事や経済的に望みたいもの。

これもライフスタイルによっていくらでも変化するだろう。

 

それぞれの人が、それぞれの環境や人間関係によって変数はどんどん増えて、変わっていくけれど人生ってそんなものなのだ、と思えばちょっと面白い感じがしないだろうか。