藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

11月。


<政治>

日経平均、308円下落し9,081円、四ヶ月半ぶり安値27日
円急伸、一ドル84円台へ突入、政府、介入を検討へ
鳩山首相、政治資金報告書虚偽記載発覚、地検告発へ


日航の西松社長、引責辞任を発表、10日
日航、事業再生ADR手続き申請 4〜9月最終赤字1312億円 13日
米商業金融大手CIT破綻見込み、政府の2100億戻らず
中国製油井管、米商務省が反ダンピング課税決定、最大99%に
10月の米失業率、10.2%に悪化 26年ぶり水準
全国地下、98%の地点で下落、国交省発表


<社会>

冬のボーナス、大手企業で過去最大の二桁減少。製造業で顕著。経団連まとめ
商工ローンのロプロ、会社更生法申請、負債2000億超に、2日


<経済>

穴吹工務店、会社更正法申請も、社長が異議申し立て上申書提出
自動車・電気14社、設備投資追加で下振れ、1890億円
日本郵船、1500億の公募増資を発表
日航、年末のボーナス「ゼロ」に 西松社長が8労組に伝達
ユニクロ、10月売上高35.7%増、三ヶ月連続で上昇
トヨタ10月度新車登録、反動で前年比13.8%増
住友信託銀行中央三井トラスト・ホールディングス、11年4月に正式統合を発表
キャノン、プリンター欧州最大手を1000億円で買収発表


不動産ディベッパーの穴吹工務店会社更生法申請、負債1500億円
主要百貨店売上高、前年比10%程度減


ポルシェ赤字4700億円 VWへの出資拡大が失敗、来期経営統合

景気の波


師走。
景気はいよいよ二番底へ向かっているという話。
世界経済はいよいよ「次の縮小均衡」へと向かっているのは明らか。
都心の地価とか、GDPなどに景気予測を頼っていてはこれからも暗いニュースが中心になる。


政権が代わり、新しい時代の価値観はGDPなどではなく、だがCO2削減量でもなく、こういうことだ、という目標をしめせれば、今ほど価値観の転換がしやすい状況もないのに、と思う。
前年比のボーナスの額が二ケタ減少だからといって、何か未来が暗いような論調こそナンセンスである。


捉えようによっては、これまででもっとも尊く、貴重な価値観の幕開けかもしれないのだ。
二十一世紀の価値観の幕開け、のような予感すらある。


本当の希望はこれからの時代にあるのだと思う。