<政治>
麻生内閣総辞職へ。16日
内閣府、GDP予想、2.3%成長に下方修正
自民党総裁選、9月28日投票、で調整に
財務省、予算概算要求見込み、92.13兆円に、
特別国会、招集は16日に、四日間の日程で
東京円急騰、88円23銭、8ヵ月ぶり高値、28日
8月消費者物価、2.4%下落、マイナス幅4ヶ月連続過去最大を更新
G20、各国の経済相互監視で一致、声明採択
NY円急騰、89円51銭、25日
週明けM&A発表、1.26兆円に、脱ファンドに特色。28日
米、中国製タイヤに特別関税35%の緊急輸入制限を決定11日。
米財政赤字、08年比の三倍、125兆円と発表、さらに一か月残す
オバマ政権、支持率50%に低下、アフガン情勢悪化で
<社会>
<経済>
7月機械受注、前月比9.3%減、金額で過去最低に
マンション着工、2か月連続で最低、7月前年比72%減
シャープ、第六世代液晶生産設備を中国南京のメーカに売却を発表。国内需要の急増で
大手百貨店売上高8月売上げ8−11%下げ。前年比
店舗賃料平均、銀座は2万円下落、新宿は横ばいに
三井住友、大和証券との合弁解消を発表
日航、デルタが出資打診へ
野村HD最大5000億円の公募増資へ
アイフル、事業再生ADR申請へ。過払い金増で3110億の赤字、初の無配へ。正社員半減、有人店舗1/3へ削減
ウィルコム、私的整理ADR申請へ。債務1000億の期限延長を要請
ダイエー連結経常損益は25億円の赤字見通し
ゴマブックス、民事再生法適用申請、負債38.2億
8月の米新車販売、22か月ぶりに増加、援助プログラムの効果で
政権交代の、夏の終わり。
政権が代わり、与党がどこになろうとも、さしたる変化は望めないのではないか。
一国民として、戦後ずっと続いた諦観に自分も浸りきっていたようだ。
「変わる」こと自体では何も変わらない、と思っていたが、「変わる」ことでずい分違いが見えてくるらしい、ということがこの度の新鮮な驚きである。
どれだけ新しいものを示せるか、というのも重要だが、宮本武蔵の五輪書よろしく、「淀まぬこと」も重要なファクターらしい、と気づく。
鳩山政権があらゆる予算を止め、決定を白紙撤回し、ゼロペースにする、というだけでこれまで見えなかったものが見えてくる。
変化、というのはそれだけで貴重なものである、ということを今回の政権交代は見せているようだ。
案の定、設備投資も、失業率も消費者物価も、何も回復せぬまま、ついに第四四半期に突入する。
明るい材料はまだ何もないが、既存の延長での絶望、という構図からは脱せられたと思いたい。
政権主導、鳩山首相ありき、ではなく「変われる時代の到来」を感じて、少しでも変化や行く先を考える習慣がつくようでいたいと思う。
教育とか、仕事とか、経営とか、老後とか、子育てとか、色々責任を持って考えなければいけないこと、はたくさんある。
停止していた思考を少し自分たちに戻して考えねば。
55年体制(65年?)の終焉にそんなことを思う。
鳩山政権は、自民党体制を、国民へと一度「大政奉還」しているのかもしれない。