藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ブラームスの魔力。


それにしても。
ヴィパルディ、バッハ、ヘンデルの古典派時代。
ハイドンモーツアルトベートーヴェンシューベルトベルリオーズの古典派時代。


そしてベルリオーズからメンデルスゾーンショパンシューマン、リスト、ワーグナーヴェルディスメタナブラームスビゼームソルグスキーチャイコフスキードヴォルザークまでのロマン派。


さらにプッチーニフォーレマーラー、ドビッシー、Rシュトラウスシベリウスラフマニノフホルストラヴェルストラヴィンスキーまでの近代。


およそこれまでの人類の音楽作曲譜ってこんな登場人物(プレイヤーは別)なのだが。


その一人ひとりの魅力がオソロしく深い。
ベートーヴェンなんて、ちょっと深みにハマったら、そのまま数曲で短い人生が終わってしまいそうである。
(本当に他の作曲家とこれほど違うのはなぜだろう。楽聖とはまことに恐ろしいものである)

そんな中のブラームス


ショパンも、毎日違う。
小犬のワルツ、でも手の調子とか、リズムの取り方とかで、毎日工夫がある。
ゆっくり弾いてみたり、早弾きしてみたり。
でも知らない発見に日々気づかされることが多い。


そんな中、先日買ったCDに入っていたのがブラームスの間奏曲。
その不安定で咽(むせ)ぶようなメロディーにたちまち吸い込まれた。
そうなると弾いてみたくなるのが人情である。


ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ

ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ


数十曲の曲集だが。
そのどれもが驚くほどきれいで儚い短編集なのである。


もし、自分が無人島に行くなら、この譜面とベートーヴェンを一冊(それ以上は無理かな)。
そんな気持ちにさせる曲集との出会いに感謝。


youtubeはさすがで、そんな小曲もきちんとuploadされていた。
ハープのブラームスを聞きながら。