藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ベートーヴェンのすぐ後で


フランツ・ペーター・シューベルト


「ピアノ・ソナタ16番イ短調


シューベルトは31才の若さで亡くなるが、25才の時の作品。





ピアノピアより、演奏は野原みどりさん。








続いて「4つの即興曲集」より第三曲・作品90。


弾くは巨匠のシューベルト奏者、イェルク・デムス。








シューベルトは時代の継ぎ手か


バッハ、ヘンデルハイドンモーツァルト、べートーヴェン、そしてシューベルト


シューベルトの後には、ほぼ同時期に


ベルリオーズ
メンデルスゾーン
ショパン」、
シューマン
リスト、
ワーグナー
ヴェルディ
ブルックナー


そしてブラームスチャイコフスキーへと続く。


ベートーヴェンの後半生をともに生き、
また極限まで磨き上げられたピアノソナタを受け継ぐ。










ピアノソナタ即興曲」を聴いていると、「ベートーヴェン前と、後」をつなぐ使命を帯びていたのがシューベルトかな、などと素人ながらに考える。


特に優しく、哀しげな旋律がそんな連想をさせるのだ。