藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

渡邉都知事-新時代の幕開けを。



渡邊美樹氏が都知事に立候補するという。
ぜひ頑張っていただきたい、と強く思う。
企業経営の巧者は、どちらかというと政治などを志向せずに、政界に比して恐らく遥かにフェアな財界での公務についたり、あるいは一切そうした公的な活動はせずに、本業にまい進する人が多い。


たまにギトギトした土建屋のおっちゃん、みたいな人が市会議員なんかになっているがそれはともかく。
政治家に必要なマインドは財界人のそれとは本質的に違うだろうと思っていた。
渡邊氏というのは、その公の発言を拝聴する限り、非常に社会意識が強く、しかもその気持ちを失わずにビジネスに結び付け、しかもしかも非常にアグレッシブであるという稀有な人物である。


まさにこんな人が政治家そのものを志す、というのはその志や構想力から見ても、いわんやこれまでの実行力から見ても非常に有難いことだと思う。
これを応援せずしてどうしようか。


年齢もようやく五十に手が届いたところで若い。
今こそ都政は若返って刷新され、新しいリーダーの下で東京は世界でも先進的な「コンセプチュアル・メトロポリタン」として生まれ変わるべきである。
現知事四選、などという声もあるが、今が世代交代の好機だろう。


四年後にも再び渡邊氏が立候補の思いを保持していれば、またチャンスは来るかもしれないが、自分は次期都知事にとぜひ期待したい。
そして無から1000億企業を作りだした、卓越した実行力でガンガン新しいことをしていただきたいと思う。


今の都民が「そんな眼」を持っていてくれることを切に願う。
くれぐれも人気投票に終始せぬようにしようではないか。