藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

すべてが知識。

休日に丸善書店をうろついていて、ふと気づく。

Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese

Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese

人間は"唯一"に決定的に弱い生き物であることに。

書店の陳列。
通称「平積み」。

Mammals.
moose,mountain,lion,coyote,possum,
wolf,buffalo,bat,armadillo,beaver,
purcupine,bear,skunk,raccoon,deer,
fox,anteater,llama,monkey,chimpanzee,
rhinoceros,gorilla,hyena,baboon,giraffe,
zebra,leopard,antelope,ion,tiger,camel,
orangutan,panther,panda,dldphant,hippopotamus,
kangaroo,koala,platypus,trunk,tusk,mane,pouch,hump...

動物園でも軽くこのくらい。


色んなテーマごとに分類され、並べられた本たちはどれも「扇情的」である。
本のタイトルも、装丁も、掛けられた帯のコメントも色も。
どれもが「手にとってみないか」と誘いをかけてくる。
大体が著者が乾坤一擲、推敲を重ねて作った作品であるから、まあ当然と言えば当然だけれど。

テーマはさらに広がる。

日本の論点
「これからの日本」
「保険のうそ」
「一ドル=50円時代の到来」
「為替のことがわかる本」
「宗教が分かれば全てが分かる」等など…

ちょっと有名メゾンの季節のセール以上に、無防備にこころの中に入ってくる。

気を引き締めて天井を見ながら歩かなければ、一体いくら使うことになるか、真に不安。
そんな中で、oxfordが出している(自分は多分ないが)英語圏の日常生活を細かくイラストで表現し、そんなシーンの「英単語」ばかりを解説した辞書図鑑のようなものだけを買ってきた。


つくづく、書店の「娘たち」は、何を目的に「こちらに手を振っているのか」と疑問に思う。
オックスフォードの辞典から、哲学書から、観光名所のウォーカーから、最新の新書まで、実に"気を惹く"ものばかり。
そしてついに、一昨日は再訪問して、気になった幾冊かを「改め買い」してしまった。
本も実に嗜好品的な存在であり、だからこそ「きちんと楽しむ力」がないとムダ買いになってしまう。

本を好きに買うことと、それを「ムダにしない力」は同時に要求される。
「積んどく本」に何らかの生活対策が今すぐ必要である。
はあ。