連休に溜まっていた録画コンテンツをまとめて片付けた。
おかげでレコーダーのディスクはスカスカになった。
また撮り溜めていた動画は、音楽関係がほとんどでまた、歴史系の解説番組が半分、残りの半分は演奏もので、一気に鑑賞したおかけで非常に勉強になった。
古典派から現代までのクラシック作曲者の歴史とか、また楽器の進化とか、オーケストラの変遷とか、さすがにテレビのコンテンツは実によく考えて制作されているな、と改めてその品質に感心した。
音大にでも行かねば聞けない、作品の背景とか歴史的な理由とか、作曲者のメンタリティーなども詳説されていて、ちょっと授業を受けているような気分にすらなったのである。
ま、そんなことはともかく。
もう一年ほども「新規のコンテンツ探し」を止めて、テレビそのものから遠ざかっていたのが、また新しい番組を探してみようか、という気になるのも不思議なこと。
まるで本や洋服がもう整理しきれなくなり、完全に「供給過多」になっていると、新しいものに意欲が向かなくなるような現象に似ている。
新陳代謝、というがまさにそれで、時間の余裕もなく、ただコテコテに詰まったコンテンツがあると、もう「新しいものを視野に入れる目」がなくなってしまうのである。
まるでメタポリックシンドロームで、もう内臓脂肪は増えるわ、体が重いから運動はしたくなくなるわ、さらに体調は悪くなるわ、という循環に似ている。
ということは。
メタポ対策に、ウォーキングとか、筋トレとか、食事をタンパク質中心にする、とかサプリメント摂取とか、いろいろと流行があるのと同様。
脳の新陳代謝やアンチエイジングもできるのではないだろうか。
(つづく)