藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

行きつけの秘密。

外食店のことを考えていて、案外工夫の余地があることに気付く。

要はあまり無理せず「店と客」の意向が一致するようなツールがあればいい。

よく知った人に相談するのが一番だけれど、そこはネットを活用したいところ。
自分の知る限りでは、店側はやはり「待ち商売」という観念が強く、店側から積極的に客に発信しようという意識は弱いと思う。
また客側は実に気まぐれで、美味しくとも値段が高くてはノーサンキュウだし、会話が目的なのにうるさ過ぎるのもNGだ。
だからつい行きつけの店に足が向いてしまうのだが、そこに一工夫できないだろうか。

お店の料理人というのは職人気質の人も多く、あまり積極的に客にオファーしようとする人が少ない。
今多くある飲食系のサイトは店側がクーポンとか得意メニューを陳列するものが多いが、その逆で「こんなメンバーとこういう目的の食事を、幾ら程度でしたい」というリクエストがもっと多く集まれば、店側からのオファーも実現可能だろう。
ネットのエントリーを上手に設計すれば、ある程度手間をかけずに「互いの気持ち」が通じるような仕組みは可能なのではと思う。
大事なのは互いに阿り過ぎることなく、思いの一致が実現できるようにできないかなぁと思うのである。

サークル活動よろしく、意外に定期的に会食をする社会人グループも多いし、その幹事は意外に苦労している。
折角発展しているグルメサイトに一工夫できれば、街場の飲食店の経営はまだまだ上向くのではないだろうか。