GIGAZINEより。
「人がこの数百万年の生物の中でどんな存在か?」という話題はしばしば比喩され、とても面白い。
こういう話を筋立てて、しかも映像でシナリオを作成する人って、実にクリエイティヴだと思うがこれもその一つ。
東京タワーの根もとを「生命の発生時」にして、今の人間は、頭のてっぺんに置いた「切手の厚さでしかない」と聞かされるとその相対感が際立つ。
この動画では「農業を覚えた人類の変化」とか「インターネットは過去の7500世代の中の一番新しい一世代での出来事」であり、それも人類が誕生してからの「7万年の0.001%」の今の時代が、地球環境を「最大に変えている」という話も感心する。
ともかく文明の進化で「いかに特異な点に自分たちはいるのか」ということを知るにはいい題材だ。
だからこんな0.001%の毎年は「ほんの点みたいな存在」だけれど、その「ほんの点」のうちに何かどえらい変化が起こったりするかもしれない。
というようなことを想像できる。
さらに、だからこそ「たった50年とか100年先がどんな風になっているか?」ということを予想するのは、今が一番難しい。
今が白亜紀なら、数千年先のこともそんなに変わりがなかっただろうけれど。
こんな変化がこれからますます指数的に急激になったらどうなるのか。
どうもAIだけの話じゃなさそうである。