*[次の世代に]本当の変化。
昨日コロナ後の価値観が今から変わる、という話をした。
自分の体の中にも染み付いている「昭和の感性」がいよいよ消失する時期なのだと思う。
"経済成長とか投資利回り"ではない指標は、いよいよSDGsなのだと思っている。
調べてみるとSDGsが採択されたのは2015年で、その後超大企業が盛んにフォーラムなどを開催していることは知っていたが、
所謂「大企業の社会貢献の域を出ないだろう」とハナから思い込んでいた。
それが今年になってみると、実にピタリと当てはまる。
時代がついに追いついたのだ。
コロナのショックがなければこれほどの変化はなかったと思う。
SDGsでは「何のために存在する会社なのか」「自分の幸せとは何か」ということが真面目に問いかけられる。
これが「昭和の感性」には響かなかったのだ。
それがガラッと変わりまして。
「17のゴールのための169の取組み」と「230の評価指標」を自分たちの目標にしていく時代になっている。
「企業にとってのSDGs」はここ2、3年で中小企業も真剣に向き合うテーマになるに違いない。
我ながら鈍い感性だとは思いながらも、新しい明確なテーマに向かって行くのは清々しい気分がする。
「三方よし」を商売の精神とする日本の商人がそもそものSDGsだという話があるけれど、すでに欧米のファンドなどが「これからはSDGs」と声が大きくなっている。
あいつらは変わり身が早いが、今度は遅れたくないものだ。