藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

寝たきりを避けるために

寿命が延びるほどに、「どこまで健康でいられるか」がみんなの関心になっている。
ピンピンコロリ、と言った人は先見の明である。

今の70代以上の人の聞いても、寿命のことよりは健康状態が心配だという人が多い。
一昔前は、暴飲暴食、徹夜に喫煙と、「何をやるのも自己責任さ」で通ったけれど、さすがに寿命がこれだけ伸びてくると、
体の一部が壊れたままに「その後の長い人生」を過ごすのは辛いことだ。
無理を重ねて早めにリタイアするのではなく、適時にオーバーホールしながら最後まで持たせるような習慣を身につけなくちゃいけないようだ。

それにしても認知症の原因が判明するのはいつのことになるのだろうか。
業界を見ていて、これが最大の問題になるのじゃないかと思っている。

健康がテーマ! 先端医療機関と連携した大規模マンションが誕生

新しい街づくり「健都」って何だ?

(提供:近鉄不動産株式会社)

「健康・医療」に関する多彩な施設が揃う、まったく新しい街

インターネットを見ていて、たまたま見つけた「健都」という文字。その響きに惹かれて調べていくと、何だかすごい街だということがわかった。場所は、かつて「東洋一の操車場」と謳われた大阪の吹田操車場の跡地。吹田市摂津市の両市にまたがるその地では、「健康・医療」をコンセプトにした街づくりが進められているというのだ。その全貌について、近鉄不動産姉川さんを直撃した。

「『健都』とは、JR東海道線『岸辺』駅を中心に、約30ヘクタールに及ぶ広大な敷地を擁する『北大阪健康医療都市』のこと。国立循環器病研究センターや市立吹田市民病院といった大型医療施設の移転をはじめ、クリニックモールなどが入居する駅前複合商業施設、国際的な複合医療産業拠点を目指す健都イノベーションパーク、医学的知見に基づき健康遊具が配置された健都レールサイド公園などの整備が進められています」(近鉄不動産姉川さん・以下同)

新しい国立循環器病研究センターのイメージ。同センターを中心にさまざまな施設が誕生する。(出典:国立循環器病研究センター 移転特設サイト)

大阪都心から10キロ圏内という、アクセス抜群の地で進められている都市開発。しかし、なぜここで「健康・医療」をコンセプトに街づくりが進められることになったのだろう。

「昭和59年に吹田操車場が廃止されてから、新たな都市拠点としての土地利用を目指されていたようです。そのなかで、街づくりの中核となる施設として、国立循環器病研究センターの移転が決定。これをきっかけに、『健康・医療』をコンセプトとした都市開発がスタートしたのです」

国立循環器病研究センターというのは、日本に6つしかない国立高度専門医療研究センターのひとつ。循環器に関する日本最先端の医療機関・医学研究機関として知られている。ちなみに、国立循環器病研究センターが「健都」に移転してくるのは、来年7月の予定だという。

「健都」にあるマンションなら、住むだけで健康に!?

多彩な健康サービスが受けられる「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」(提供:近鉄不動産株式会社)

国立循環器病研究センターをはじめ、さまざまな医療施設を擁する「健都」には、住居も存在。その名も、「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」だ。近鉄不動産大和ハウス工業名鉄不動産の3社が分譲する5棟構成、総戸数824戸のマンションで、ファーストステージ棟とセカンドステージ棟では、国立循環器病研究センターの完成に先駆けて今年3月に入居がスタートした。

「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」は、日本で初めて国立循環器病研究センターと入居者の健康づくりの連携を実現させたマンション。ここで暮らす人々は、さまざまな恩恵が受けられるのだという。

「入居者の方は、各住戸に配付されるウェアラブル端末の活動量計や体重体組成計、血圧計を使って、日々のバイタルデータを収集・蓄積することができます。そのデータは『国循健康管理システム』によって解析され、個々に設定された目標に対する達成状況を自宅のテレビでリアルタイムに確認することが可能。また3か月に一度、個々のバイタルデータに基づいて医療専門家からアドバイスをもらうこともできるのです」

さらに、高度循環器ドックを受診できる(1住戸1名1回受診できる受診権を付与)ほか、お薬手帳の内容を国立循環器病研究センターへ報告すれば、「国循健康管理システム」にデータが入力され、投薬履歴を考慮したアドバイスを受けることも可能。つまり、「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」で暮らす住人は、ハイクオリティーの健康管理サービスが受けられるのだという。

「そのほか、マンションの敷地内には、ランニング・ウォーキングコースやエクササイズルームなども存在。入居者の方の健康を気遣った、さまざまな施設が充実しています」

敷地内に設置されたウォーキングコース(提供:近鉄不動産株式会社)

本格的なマシンが揃うエクササイズルーム(提供:近鉄不動産株式会社)

ちなみに、2018年5月下旬販売予定のフォースステージ棟の場合、予定分譲価格は3500万円台から(南東向き/3LDK/専有面積70m2台)だという。

「健康・医療」をキーワードに、住まい探しをしてみては?

「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」の購入理由として、大阪都心へのアクセスのよさや周辺環境のよさに加えて、国立循環器病研究センターとの連携や、健康づくりのさまざまな施設・設備が生活のなかにある快適さを挙げる人も少なくない。

「健康・医療のコンセプトに惹かれた」「近くに病院があり、将来を考えると安心」「健康に気配りできる施設・設備が整っているから」「健康管理がしやすいのが魅力」といった購入者の声は、その一例だ。

世の中の健康に対する意識の高まりや超高齢社会の影響を受け、これからの住まい選びにとって「健康・医療」は大きなキーワードになりそうな予感。実際、「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」以外にも、フィットネススタジオが併設されたマンションや、IoTやAIを活用して健康管理ができるマンションも登場している。

これから新たな住まいを探す方は、価格や立地、広さ、間取りなどに加えて、「健康・医療」にも注目してみてはどうだろう。健康管理ができるマンションでなら、快適なロングライフを享受できるはずだ。

最終更新日:2018年04月27日