藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

面白い方。

IT業界の古い友人と久しぶりに話す。

「業務はもうAIとかロボティクスとかに置き換わりそうだねぇ」
「まったく」
「実際ここまで来るのにずい分時間がかかったなぁという気もするなぁ」
「そういえばそうだねぇ」
「昔、"○○計算センター"てのがあったじゃない?」
「あっ、大企業の給与計算とかばかり受託する会社?」
「そうそうそれそれ」
「規模も大きくて、めちゃくちゃ安定していて、すごい会社だなぁと思っていたのよ」
「同感です」
「でもあそこに勤めていたら、そんなに面白くはなかったろう、と思わない?」
「まあそういえば」
「であの会社、とうとう親会社に吸収されて無くなるらしいよ」
「そうなったか…」

自分たちが社会人になる頃の30年前。
まだまだ「安定」「大規模」「財閥系」。

つまり「商社」「金融」「国策企業」が不動の人気だった。

今はそうした常識がなくなりつつあると思う。

これからの仕事選びとか、会社選びとかはどうしたらいいだろうか?
自分は「面白い方がいいよ」とアドバイスすることにしている。

一時代30年。
インターネットが始まってそんなものだ。
社会人の旬もそんなものだ。
ひたすら大きく、ひたすら安定で過ごすのはもったいなくないだろうか?

より面白く。
よりやりがいがあり。
その先にまだまだ発展がある。

そんなところに仕事を見つけないと、自分の人生がもったいない。
ともかく、面白そうなこと。
ともかくやってみたいこと。
ともかく、未知なこと。

そんな自分の感性を磨いて、自分で仕事を決めていく時代になってきた。
自分の仕事は自分で決めよう。