*[ウェブ進化論]おせっかいな未来。
日経より。
個人が自分の健康状態や処方箋、カルテなどの情報を手元にとどめ、意図しない流出を防いだり企業に販売したりできるようになる。
久しぶりに医院に行き「紙の診察券」を手にして思う。
お店のポイントカードもどんどんスマホ化している。
薬のこととか病気のこととか、健康状態なんかもそこには載ってくるにちがいない。
さらに遺伝子のことなんかも。
なんでもウェブの向こうに。
そしてお決まりの「おせっかい」が始まるだろう。
そこには「私の健康状況そのもの」があるわけだから。
有り難くもあるけれどお節介なやつに、また自分たちは世話になるのに違いない。「こんな病気の疑いがありますよ」とか「こんなサプリが出ましたよ」とか「お酒の飲み過ぎですね」とか「寝不足になりますよ」とか。「こんな保険に入りませんか」とか。
同じように、お金のこととか。
仕事のことだっていろいろ言ってくるのに決まっている。
もうすでに自分たちはそんな風に「飼い慣らされて」しまっている。
ウェブ進化の先にはちょっと行きすぎた未来が待っているようだ。
(つづく)
北洋銀、医療・健康分野のシステム開発会社に出資
2019年8月14日 19:10