藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

難儀を超えて

*[ウェブ進化論]テレワークの完成。
完全にテレワークに移行した人に聞いてみるとどうしても「3割程度は効率が落ちる」という。
「口頭で依頼していた内容をメールか電話にする」とか「複数人での瞬時の会話がしにくい」などどうしても「アナログ情報を全てデジタル機器を通さねばならないところ」に手間がかかっているらしい。
もしこれがネックなら問題は見えた、とも言える。
リモートで社内内線ができるようなツールはたくさんあるので工夫のしどころはたくさんあるだろう。 
 
そうして「3割落とさない」方法の工夫が進めば「通勤なし」のメリットは大きい。
テレビ会議だけとっても「直前まで別の作業をしていられる便利さ」を改めて感じている。
一方、自宅では息が詰まるという声も多い。
スタッフの居住地に連動して「適切な場所に分室を置く」のが最も効率的ではないだろうか。
片道「小一時間の往復」が「15分の往復」になるのは実に効率的だ。
コロナをきっかけにした効率化を、元に戻さぬようにする工夫のしどころだろう。
 
坪4万円もする都心のオフィス需要は激減し、貸し出すスペースも細切れになるのではと予想している。