藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

批判の罠

*[ウェブ進化論]批評家とプレイヤー。
職業としての批評家のことではなく、一般社会での話。
日常、色んな場面で自分たちは両方の立場に立たされる。
特にネット上では色んな情報や意見が瞬時に手に入るから、「匿名批評家」が多い。
 
一方、代替案のない批評は無能だと言われる。
その先に何も生まないからだ。
代替案のない言い訳も同じだ。
そして何よりも気をつけたいのはそうした「批判」が何か「自分の中の鬱憤を晴らす行為」になっていることである。
言ってやったぜ! みたいな。
 
自分がうまくいかない理由を、外部のせいにして批判してみたって「そのこと」は自分がよく分かっている。
これも七つの習慣にある。
理解してから理解される。
そして相乗効果を発揮する。である。
 
ネットの討論会などをみていると、優秀なパネリストは一方的な批判をしていないことがよく分かる。
ただただ興奮して自説を主張する行為には気をつけたいものだ。
コロナ禍の政治批判を見ていてつくづくそう思う。