藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

言葉の重み(1)

*[次の世代に]今回の教訓。
かなり有名なスピーカーのプレゼンテーションでも、冒頭で自己紹介が入ることが多い。
「私はこんな背景を持つ者です」ということが聴き手にどれだけ重要なのかがわかる。
つまり同じ"テキスト"でも伝わり方や深さが変わってくるということだ。
 
この度のコロナ騒動で、まあ色んな「専門家や自称専門家や素人」が入り混じってネットに流れ閉口した人は多いだろう。
中でも医療関係者によるコメントが最も幻惑を引き起こしていたようにも思った。
そうした人たちの言説を借りて、今度は経済系の人たちがまことしやかにコメントをするものだから、ウィルスの性質の話なのか、危険性の話なのか、予防の話なのか、今後の見通しの話なのか、それをただの自説として述べているのか、はっきりとエビデンスがあるのかないのか…
 
ではっきりわかったことは「不安」がいかに大人たちを慌てさせるのか、ということだった。
おそらく第二波、三波が来ることや、ワクチンも来年までは完成しないだろうこと、くらいは一致した見通しになっているようだが、
スペイン風以来と言われるこの度の疫病が最も恐い理由は「経済を潰してしまうこと」だということらしい。

 これからの波が来た時にも、お上の決めた「〇〇ルール」ばかりを見るのではなく、自分たちなりの行動ポリシーを考えておかないと、過剰な被害を出してしまうことになりそうだ。

 

今のうちに、そしてこれを機会に本気でリモートワークを睨んで「従前より効率を上げる」ところまで考えたいと思っている。