藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

有限を知る

*[次の世代に]若さの意味。
自分が学生時代の頃を思い出す。
部屋にゴミがや埃が溜まっても、大学の単位が取れなくても、公共料金の督促状が来ても何も恐くなかった。
若いからただ世間を知らなかっただけだが。

若い人はリスクに鈍感というか鷹揚だ。

歳を取ってくると「"そういうこと"が見えていると我慢できなく」なってくる。

若いということはすなわち鈍感であることだろうか。

後から降りかかってくるだろう難儀も、持っている「無限の時間」を使うつもりでボーッとしているのだろう。

そう若者は何より「時間に鈍感」なのではないだろうか。 

 

反対に、歳を重ねると「時間に臆病」になる。

臆病な年寄りは時間をケチケチと使う。

残りが少ないことを知っているからだ。

だから若者がグダグダと時間を使っているのが見ていられない。

いや、羨ましいのだ。

時間に心の底から頓着なく生きられる若者が。

で、それを羨んでかあれこれ言うわけだ。

 

けれど言う。

そんな「時間のチケット制」には早く気づいた方が得をする。

多分50歳を超える頃からマインドが逆転する。

惜しみながら使う時間、は充実したものになるのです。