藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自己視野

*[次の世代に]これから楽しい。

先日若者の起業相談をしていて「無限の可能性があるから広く考えたらいい」と話す自分がいた。

50代から二十代を見たら自然にそう見えたのだ。 

 ところが自分が二十代のころを思い返すと、まるでそうでもなかった。

多分自分にも「無限の可能性」があったはず。

それが驚くほど"狭き道"しかないように見えていた。

他人から定点的に見た自分なんて、そんなものなのだ。

けれど案外、自分が気づかない。

 そしてそう話している自分自身がまた、そうなっているのに気づく。

これが一番びっくりだ。

人が使えるテクノロジーは、今が史上で最も進んでいるから、そんな恵まれた環境で「これから何がしたいのか」を楽しみながら考えていいと思う。

自分は今、賑やかな縁日の屋台の入り口にいるのかもしれない。