藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

老後の方法

*[次の世代に]ほどよく長く。
定年後に時間を持て余している人が多い、と聞くと、実に勿体ないと強く思う。

時間は銀行に預けておけないし、早くしたり遅くしたりの調節も効かないし、他人から売り買いすることもできない。

(なにか映画のネタに出来そうなきがする。時の売買が可能なら面白くないだろうか)

今まではそういう意味では「時間の使い道」がある程度決まっていたのだ。

それが"昭和"だったのだ。

寿命が伸びて何十年もある「老後の使い方」が分からないのだ。

だから「時間の使い方」などという科目も、これからは大真面目に義務教育や大学で取り上げるべきではないだろうか。

「自分にとって幸せな時間とは何か」とかいうことを、10代の頃から考えておく教養やリベラルアーツがこれからの時代のスタンダードになるだろう。

定年まで働いて、あとは所詮はおまけ、という時代は終わった。

人生を三つに分けた「三つ目」とか「四つ目」を前もって考える時代の始まり始まり〜というワケだ。

高齢化で大変な時代になった、という人は多いが「世代がもう一つ増えた」と考えればやりたいことだって探せる。

なので若いころから、健康にだけは注意しておくべきだろう。

 

「太く短く」はやっぱり昭和の発想だ。