*[ウェブ進化論]無限の組み合わせ。
2019年にウェブの広告費(2.1兆円)がテレビの広告費(1.9兆円)を抜いたという。
これはえらいこっちゃ。
ブログやSNSで「広くwebの世界に発信すること」が誰でもできるようになった。
今までは届かぬ世界だったはずなのに「誰かが自分の発信を見つけてくれる」ということが現実にした、webのもたらす可能性はすごいものだ。
そしてyoutubeを見ていると「一人の発信」よりも「異形のコラボ」が非常に新鮮なのだと気がついた。
これがオープンイノベーションか。
評論家×政治家
武術家×芸術家
武術家×武術家
格闘家×プロレスラー
料理人×料理人
芸能人×芸能人
医師×政治家
・・・
どんな組み合わせでも可能だ。
テレビでは決して実現しない「なんでもアリ」の機会が提供されている。
そしてこのプラットフォームを支えているのが、やはり「お金」である。
「あらゆる新しい試みの場を提供し、「支持されたコンテンツ」については一定の報酬を与える。
それで作者たちは「支持されるコンテンツ」を純粋に作ることを考える。
つまり「全ネットユーザーがスポンサーになっているメディア」ということだ。
特定のメガ企業ではなく、世界中のウォッチャーの再生回数が評価の全てになる。
既存のラジオテレビが恐れるのはこの辺りではないだろうか。
メディアが「電波を独占できない時代」に次の一手が打てるだろうか。