藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

味をつけるから味付け

*[次の世代に]一日の味。

糸井重里は人生は究極のサブスク、と言った。

ホリエモンは人生はパズルだ、と言った。

立川談志は人生は暇つぶし、と言った。

自分は人生は味わいかな、と思う。

 

「よく噛んで食べなさい」と言われたことがある。

それに擬(なぞら)えれば

「よく考えて生きなさい」だ。 

気がつくとあっという間。

息をしているように、無意識にダーッと過ごすのもいいが、できれば一日一日を何か味のあるものにしたいと思う。

じゃあ「これまでの味」ってどんなだった? と聞かれても心許ない。

「おいしかったか?」と聞かれてもなぁ。

何だかとても「大味」な感じがするが。(嘆)

 

少し前、行きつけの居酒屋のおやっさんが言っていた。

「こんな風に笑って生きていければいいと思ってます」と。

彼はあんな風に、まるで自分が出汁をとって味付けするように人生を味付けしていたのかもしれない。

 

一日に一つの味わいを。

90歳までとしたら自分にはあと11,800日ほどあるらしい。

ほろ苦い日もありますよね。

でも自分で味はつけたいものだ。