*[ウェブ進化論]届く時代に。
"レベゼン地球"というグループがあることはもちろん知らなかったが、結構売れているらしいこのグループが元の株主と揉めているというが、それはともかく。
元グループのリーダーという人が「ことの顛末」をyoutubeに上げている。
画像もうまい具合に編集されて、まるで公開法廷のようだ。
誰もが発信できる時代は、今まで聞こえなかった相対的に「弱者」と言われていた人の声を網羅できる。
そういう意味でこれまでは「届かぬ時代」だったのだ。
情報の強者であるマスコミと"それ以外"。
ネットの広告費がラテを超えたとか聞くが、「マスコミとそれ以外」という構図の変化は、こんなところでも顕(あらわ)である。
これまでもそうした「弱者の声」がスクープされることはあったけれど、それは「権力の中での出来事」で、決して網羅的に平等なものではなかったと思う。
この度は、スマホで動画さえ撮れれば平等だ。
これまで"情報の格差で立場を保ってきた権力者"たちは、もうそんなに長くないだろう。
「弱気もの」の声を聞こえぬふりをしてやり過ごす、というこれまでの権力サイドの"超古典的"な手法が通じなくなる。
手始めは政治家だろう。
ネットが政治を変える可能性はyoutubeにあるのではないだろうか。