藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

マスコミ・オフ

*[ウェブ進化論]好きなことをする時代。
以前は気づかなかったが、このたびのコロナ禍で自分たちは「不要不急」をどれだけ必要としているかがわかった。
出歩くとか、散歩するとか、運動するとか、外食するとか、人と話すとか。
そして「そういうこと」が禁止されれば、想像以上に息苦しい、ということも体験した。
 
一方ネットの世界を見れば、有名人からアマチュアまで実に多様な人たちが、ブログや動画を発信していた。
特に素人が「家飲み」や「キャンプ」とか「物づくり」など、お金のかからない日常の体験をアップし、それを多くの人が眺めているのは新しい経験だった。
 
こうしてみると、自分たちが本当に欲しているのは「テレビ・マスコミ的」な型にはまったコンテンツではなく、もっと「網羅的で加工されていないもの」なのだと思う。
加工されて、無難で「万人受けするコンテンツ離れ」はこれから加速するのではないだろうか。
 
そういう目で見て、この度テレビに辟易した人も多いと思う。
コロナが"マスコミ・オフ"のきっかけになるのではないだろうか。