*[ウェブ進化論]考える大衆。
ここ三日ほど「ネット選挙」とか「ネット組合」が、これまでの旧式の政治や経営を変えるだろう、ということを書いていた。
そうすると政治家や資本家が大変なのはもちろん。
自分たち「一般大衆の有権者」も結構大変になる。
もう「誰かの利権でしょ」とか言ってはいられない。
文字通り"みんなが有権者"だ。
だから政策のことなんかも勉強しないといけないし、政治家もちゃんと選ばねばならない。
「安保」とか「外国人」とか「難民」とか「子育て」とかそして何より大事な「教育」についても、自分ごととして考える。
ネットはなんと自分たちにようやく「まともに考える」という事をさせてくれるのだ。
よく「衆愚」と言われるけれど、それは多分「そういう図式にするための仕掛け」が、これまではあったのだ。
ネットがなく「ひとり一票」が本当に反映されない時代に編み出された「やり方」だったと思う。
間もなく「そういうやり方」が通用しない時代になるだろう。
既存の守旧派は、その多くが退場を迫られるのではないだろうか。
そして自分たちも「スキャンダルを起こしたリーダーはクビ」のような行動は慎まねばならないかもしれない。
ようやく「衆愚とは言わせない」時代になりそうだ。