藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

時代の目(1)

*[ウェブ進化論]流行りか廃りか。

令和に入って4年目。

世間の価値観が大きく変わっていることに気づく。

中でもおじさん、おばさん逹以上を除く若者世代を見ていれば特徴ははっきりしている。

ミレニアルとかZ世代などと呼ばれてもいるが、そもそもそういう「世代のラベリング」が」が白けてきている。

それは若者が自分たちをそう名付けているのではないからだ。

名付けているのは「そんな風にレッテルを貼りたい」大人たち。

以前はその大人たちの中にも「目指したい正解」があったのだが、それがもうからきし無くなった、ということだろう。

四十代を境目に「上下でまるで違う時代」だということをアッパー世代たちは自覚しないと、これからますます断絶が広がってしまうと思う。

自然にそれが修復されるのを待つと(自分たち世代がいなくなるまでの)あと30年くらいかかるので、大人たちは早めに若者理解に努めた方がいいだろう。

 

年寄りのせめてもの義務である。

ところが、その年寄りたちが既得権益にしがみついている現在をみると、若者はますますこっちを向かなくなる。

いつの時代にもあった世代間のギャップが今は一番顕著な時代になっている。

 

これからは「進んで年寄りが歩み寄る」のがキーポイントに違いない。