あっという間の師走。
今年のコロナ襲来は不意打ちで大いに戸惑ったが、自然災害も多い昨今、いよいよ「緊急事態になっても思考を止めない準備」が必要だと痛感した。
戦後世代の自分たちは「有事」にはとても弱いと思う。
それはともかく。
高齢化と社会保障費の増大で、迫りくる「大借金時代」。
"増税"か"さらなる借金"しかなくなるので若者には気の毒だ。
そこで「社会保障に頼らないしくみ」が望まれる。
その施策の名前は「シェアリング介護サービス」。
名付けて「デイB$B」。
もちろんエアビーがお手本だ。
つまりコンセプトは「介護を地域でまかなう」。
地域で、高齢者のデイサービス(一時預かりや介護)が必要な人を、「地域の誰かが預かる」のだ。
それは「介護保険制度」の下ではなく。
エアビーのように、あくまで「ホストとゲストの間のサービス」でいい。
A 「今週三日間、日中父親を預かってくれませんか」
X「土日のどちらかならokですよ。食事はあります。」
Y「うちは食事はありませんが火木なら預かれます。お迎えは必要ですか?」
そんな風に「介護の地域シェア」が進むといい。
お礼のお金の価格とか、危険負担とか、いろんな「介護にまつわる難しい問題」はたくさん起こるだろう。
けれどどうだろうか。
週に一日くらい、「ご近所のお年寄りをゆっくり自宅でお相手する」くらいのことは「なんでも保険の大増税」に比べればよほど馴染みやすいのではないだろうか。
是非とも「デイB&B」にチャレンジしてみたいと思っている。