藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

修行の環境

*[次の世代に]アウェー志向。

変化を嫌って、つい楽な日常を送ってしまう自分をトレーニングする方法。

名付けて「常にアウェー」。

例えば異業種の交流会に出ると、いくら年を取っていても自分で一から自己紹介する必要がある。

当たり前だ。

そこには「社長 ! 大変ご無沙汰しております。」と声をかけてくれる人はいないから甘えはない。

そういう意味でプレゼンや講演というのはかなりいい機会だといえるだろう。

プレゼンや商談もできれば「相手先」でやりたい。

営業のベテラン講師で「勝つためには絶対に相手先で商談しない」という人がいた。

どうしてもというときは近隣の貸し会議室を利用する、という徹底ぶりだったが、それほど環境が影響するということなのだろう。

 

あえて"専門家の中"に飛び込む。

これもかなりキツい。

相手のルールに合わせて戦う格闘技みたいなもんだ。

防戦一方だがいい経験になる。

 

行きつけの寛げる居酒屋。

これも緊張感を欠く。

いや欠いたっていいじゃない、という話だが、だから全く見知らぬ居酒屋に目星をつけて飛び込む。

これも修行。(呆)

亭主との間に独特の緊張が走るが、またこれがいいのだ。

 

勝敗を競うのであれば、勝つために「あらゆる有利を整える」ということなのだと思うが、普段の修行にはアウェーを志向してはどうだろうか。